top of page

からだに優しい商品と”おもやい”を運ぶ地元企業へインタビュー|東三河ヤクルト販売株式会社


「ヤクルトさん」でお馴染みのヤクルトスタッフ、手から手ヘ、安全安心のこだわり商品をお届けする東三河ヤクルト販売株式会社は、愛知県豊橋市の地元企業です。

 企業として東三河を住みやすい地域にしたい!という思いから、ヤクルト商品の販売に加え、子育てサポートや高齢者を対象としたSOSネットワーク、地元の生産者をバックアップする事業も展開しています。

 今回、豊橋応援ガールズのメンバーで企業訪問をさせていただいたので、その様子をご紹介します!!

豊橋応援ガールズさき:私たちは、豊橋で頑張っている方を応援し、まちを女性の力で盛り上げようと2016年3月に結成しました。私たちと同世代の女性を主なターゲットとし、女性目線で豊橋を盛り上げようと活動しています。地元の良さを多くの人に知ってもらうため、地域密着型企業の取材を始めることにしました。

そこで今回、東三河ヤクルト販売株式会社様に取材のお願いをさせていただきました。

(丸山さん:右 村松さん:左)

丸山さん:私は、CSサポート本部の課長をしています。主に総務と営業のサポートをしており、広報や品質の統括をしています。生まれは新城ですが、同じ東三河ということで、東三河を盛り上げたいと思っています。

村松さん:私は、CSサポート本部ソーシャルマーケティングチームに所属しています。主に広報や健康教室を担当しています。以前は、市場開発課で営業をしていました。昨年4月より、ソーシャルマーケティングチームに入りました。

地域が環がる(つながる)サービス「おもやいっこステーション」

2017年4月にスタートした東三河ヤクルト販売株式会社の安全安心なWebサービス「おもやいっこステーション」。

今回は、おもやいっこ倶楽部とママにこ倶楽部の話を中心に伺いました。

豊橋応援ガールズしほ:東三河ヤクルト販売株式会社様で、独自に行っていることを中心に伺います。おもやいっこステーションをはじめたきっかけを教えてください。

丸山さん:企業として、この地域に貢献できることを考えてできたのが、おもやいっこステーションです。

子育て世代応援や、地域で頑張っていらっしゃるNPO・ボランティア団体に利用者が寄付をするという仕組みもあります。間接的ですが東三河が住みやすい地域になるお手伝いをしたいと思っています。

豊橋応援ガールズしほ:利用者や会員登録のきっかけを教えてください。

村松さん:ヤクルトスタッフのお客様が中心です。ヤクルトスタッフは、ただヤクルトを配るのではなく、お客さまの健康をサポートするために、乳製品・乳酸菌飲料の販売・お届けをしています。各地域をくまなく回り、手から手へ直接お届けしているので、サービスや商品をお客さまにお伝えするには最適だと思います。

また、地域で開催されているイベントなどでも案内をしているので、そちらでも登録を頂いています。おもやいっこ倶楽部の商品の生産者の方々も応援団として登録してくださっていますね。

おもやいっこ倶楽部では、東三河地域の自慢の商品が購入できる。

丸山さん:インターネットでは、沖縄や北海道から注文が入ることもあります。

応援ガールズ:えー!!(驚き)

村松さん:今日も東京から注文がありました。

豊橋応援ガールズしほ:東三河の人でなくても利用できるんですか?

丸山さん:はい、どの地域の方でも大丈夫です。

豊橋応援ガールズしほ:おもやいっこ倶楽部の商品を選ぶときのポイントや基準はありますか?

村松さん:東三河ヤクルトの季刊誌「おもやいっこ」で取り上げさせていただいた地元の生産者の方にご紹介いただいた商品がメインです。おもやいっこ倶楽部の商品には、おもやいっこスマイルセレクトというマークがついていて、コンセプトは『東三河の地域を中心とした生産者の方々の温かい手で作られた、体にやさしくて安全安心なこだわり商品』です。

丸山さん:コンセプトに合う商品をソーシャルマーケティングチームが探してくるんです。

豊橋応援ガールズしほ:生産者の方から、おもやいっこ倶楽部に商品登録追加の依頼などはありますか?

村松さん:2017年4月にはじまったばかりのサービスなので、まだそういったご依頼はありません。

豊橋応援ガールズしほ:もし、自分の商品も扱ってほしいという方がいたら、こちらに紹介すればいいですか?

村松さん:HPやSNSなどで情報の発信をしていない生産者の方は口コミで発掘するしかないので、ぜひ紹介して頂きたいです。

子育てママのホッとスペース「ママにこ倶楽部」

豊橋応援ガールズしほ:ママにこ倶楽部について教えてください。

村松さん:一時預かりや公開保育のママにこ広場、子育て相談を行うサービスです。

ママにこ広場では近所のママさんたちに遊びに来てもらい、保育ルームの一般開放を月に1度行っています。主な利用者は同年齢の子どもと遊べる場がほしい、保育ルームの見学を兼ねてという方です。ママ同士の情報交換の場にもなっています。季節ごとの行事も行っているので、開催行事を楽しみに来てくださる方もいます。

豊橋応援ガールズさき:ママにこ広場には、どれくらいの方が参加されますか?

村松さん:リピーターがいるところは毎回10組、多いときは15組くらいです。

豊橋応援ガールズしほ:一時預かりを利用する方の理由について教えてください。

村松さん:兄弟の行事参加や、ママ自身のリフレッシュのために利用される方もいます。美容院や病院などの用事を済ませる間にお預かりすることもあります。保育園に入園できなくて、保育園代わりに利用される方もいます。地域へのお役立ちを目的としているので、気軽に預けて頂ける金額で子育て世代を応援しています。

丸山さん:夏休みなどの長期連休のときは、保育園や小学校に通うスタッフのお子さんも一緒に遊んだりしています。

豊橋応援ガールズしほ:職場でも子どもを見てもらえるというのは、安心して働ける環境ですよね。

村松さん:最近の新人ヤクルトスタッフも、安心して子どもを預けられると言っていました。

地域の安全や安心を守るパトロール活動などにも積極的!

東三河ヤクルト販売株式会社では、豊橋市の「徘徊・見守りSOSネットワーク」、豊川市「高齢者地域見守りネットワーク」、新城市「にこにこ見守り隊」、新城市社会福祉協議会と連携しての「愛の訪問活動」に一般企業としてそれぞれ協力されています。また、従事者が「認知症サポーター養成講座」を受講するなど、高齢者への声かけ&安否確認といった活動を続けるほか、警察や自治体と連携し防犯パトロールを行っているのだとか。

豊橋応援ガールズしほ:愛の訪問活動について教えてください。

丸山さん:ある一人のヤクルトスタッフが誰にも看取られずに亡くなった一人暮らしの高齢者の話に胸を痛め、担当地域に暮らす一人暮らしの高齢者に自費でヤクルトをお届けしたことが始まりです。この活動は、30年以上続いており、現在は行政や自治体の協力を得ながら続いています。東三河エリアにおいては、新城市の社会福祉協議会と協力して訪問活動をしています。私たちが入社した頃には既にあった事業なので、成り立ちを知ると改めてすごいなあと思います。

豊橋応援ガールズしほ:徘徊・見守りSOSネットワークについて教えてください。

村松さん:ヤクルトスタッフが、勤務中に徘徊をしている人を見かけたら助けたり、新聞がたまっているお宅には声をかけたりしていました。そして、豊橋市役所のSOSネットワークに一般企業も参加できるということで、参加申請をしました。

豊橋応援ガールズさき:みなさん日ごろから、訪問されるときに注意深く見ているんですね。

村松さん:はい。従事者は、認知症サポーター養成講座を受けています。

豊橋応援ガールズさき:それは、どういったものでしょうか?

丸山さん:行政が行っている研修で、認知症のある方との接し方を学ぶことができます。

村松さん:実際に認知症の疑いのあるお客さまにお会いすることもありますし、徘徊する方は認知症である可能性が高いので、そういった方に遭遇したときにスタッフが適切な対応ができるようにしています。こちらのオレンジリングが認知症サポーターの印です。

豊橋応援ガールズさき:街中でオレンジリングをした人を見かけたら受講者だと分かるんですね。

丸山さん:お客さまのお宅に行ったとき、オレンジリングを見て「これつけてるの?」とお客さまから言われたこともあります。

豊橋応援ガールズさき:オレンジリングを認識されているお客様さまもいらっしゃるんですね。

商品と一緒に“おもやい”を運ぶヤクルトスタッフさんへのインタビュー

ヤクルトスタッフとは?

日本全国、ヤクルトの商品を手から手へお届けする「ヤクルトさん」。

お客様の多くは、一般家庭の主婦。そこで、同じ立場の女性が商品をお届けすることで、親しみを持っていただけるのでは?という考えで、昭和38(1963)年、女性によるお届け組織が始まりました。

今回、ヤクルトスタッフの方にお話を伺うことができました。

豊橋応援ガールズしほ:ヤクルトスタッフとして働こうと思ったきっかけを教えてください。

藤城さん:下の子が生まれたので、上の子が幼稚園に入るタイミングで働こうと思っていました。下の子が9か月のときに、東三河ヤクルト販売株式会社の求人チラシに保育ルームがあるというのを見て、ここなら働けそうだなと思い電話しました。

豊橋応援ガールズしほ:実際に子育てと仕事の両立をしてみていかがでしたか?

藤城さん:子どもと一緒に出勤できること、上の子の幼稚園の夏休み中でも、ヤクルトの保育ルームで見てもらえるのが助かるなあと思っています。

豊橋応援ガールズまお:1日の仕事の流れを教えてください。

藤城さん:起きるところからでいいですか?(笑)

応援ガールズ:ぜひ(笑)

藤城さん:

5:00 起床、お弁当作り。

8:00 出勤(上の子は幼稚園のバスが来るまでおばあちゃんに預ける)

8:20 始業支度(保育ルームに下の子を預ける)

8:45 センターを出発

14:00 終業(保育ルームに下の子を迎えに行き帰宅)

豊橋応援ガールズさき:ヤクルトスタッフの仕事をしていて良かったなと思うことはありますか?

藤城さん:お客さまにいつもありがとうとか、「ヤクルトさんが届けてくれるから、毎日飲む習慣ができて、調子がいいわ。」と言われたときは、うれしいです。

豊橋応援ガールズしほ:ヤクルトスタッフとして働きたいという方に一言いただけますか?

藤城さん:センターの人たちがとても親切で困ったときは助けてくれます。また、子育ての先輩がたくさんいるので、話を聞いてもらったりできます。働く前は家で子どもや主人としかいなかったので、今はセンターの人たちやお客さまとお話できて楽しいです。

東三河ヤクルト株式会社は、女性の活躍促進に向け、トップの意識表明や採用拡大、職域拡大、育成、管理職登用のほか、ワーク・ライフ・バランスの推進や働きながら育児・介護ができる環境づくりなどの取組を行っている「あいち女性輝きカンパニー」の認証企業なんだとか。

豊橋応援ガールズしほ:今日は貴重なお話をありがとうございました。

最後に、今後展開したいサービスがあったら教えてください。

村松さん:おもいやっこステーションの中に「ライフサポーターズ倶楽部」があります。「草がぼーぼーだけど腰がえらいしどうしよう。」「電球がきれちゃって誰かつけてくれないかしら。」など、生活の中のちょっとした困ったことを地域のNPOやボランティアの方と協力して、そういった方と、活動団体さんを結びつける窓口としておもやいっこステーションを利用してもらえたらと考えており、準備中です。

村松さん:おもやいっこ倶楽部でお買い物をすると、寄付ができるポイントが溜まります。そのポイントは、お客さま自身が寄付先を選択して寄付ができるようになっています。そこから、この地域の様々なシステムや活動に還元されていく、という仕組みを目指しています。

おもやいっこステーションができてまだ1年経っていないので、これからもっと発信をして、利用者が増えることで寄付が集まり、東三河がより豊かに、より魅力ある地域になるようみんなが少しずつお互いを想い合い支え合える地域のお手伝いができるといいなと考えています。

豊橋応援ガールズさき:これからどんどん、わたしたちの世代もお母さんが増えていくので、今後利用することがあると思います。

今後ともよろしくお願いします。

編集部コメント

今回の企業訪問は、メンバーのこども同伴を事前にご了承いただきました。

スタッフの方がおもちゃや絵本などを持ってきてくださり、終始和やかな雰囲気で取材をさせていただきました。

ありがとうございました!

写真:豊橋応援ガールズしほ

--------------------------------

東三河ヤクルト販売株式会社

おもやいっこステーション

特集記事
後でもう一度お試しください
記事が公開されると、ここに表示されます。
最新記事
アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page